山梨県甲府市塩部の人工透析施設

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第4回調理実習会

透析食を患者らと調理 低リンのコツを学ぶ

食事制限の多い透析患者さんに少しでもおいしいものを届けたいー。山梨学院短大食物栄養科・依田萬代助教授のゼミで学ぶ学生と透析施設「すずきネフロクリニック」(甲府市塩部一丁目)はこのほど、同短大で患者の健康管理を学ぶ講演や透析食の実習を行った。
今年で4回目。テーマは「リンと上手に付き合う方法~低リン食のコツとポイント~」。約30人の学生が15班に分かれ、同クリニックの管理栄養士・標雅子さんや患者、その家族と一緒に「ちらし寿司」「牛肉の煮物」「小松菜の辛子和え」「芋ようかん」を調理した。
ゼミで唯一の男子学生の矢吹和彦さん(2年)は「夏休み中からみんなで準備してきた。前日には食器の用意や下ごしらえを万全にしておいた」という。
学生たちは管理栄養士のアドバイスを受けながらサツマイモを長時間水につけカリウムを減らし、ご飯にハスを入れボリューム感を出すことで、ご飯自体の量を減らす=米に含まれる量を減らす=などして透析食を減らした。
栄養士を目指す渡辺里奈さん(2年)は「今日作った料理は季節の食材も使い見た目もキレイだった。食事制限のある中でおいしいものを作りたかったので、患者さんがおいしそうに食べてくれたのは本当にうれしかった」と感想。学生にとって、将来の夢を支える心の栄養を取る機会になったようだ。

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