私達は以下の業務に取り組んでいます。
透析液管理
当院では厳格な管理のもと、長期透析患者さまの合併症対策、日々の生活の向上につとめ透析液の清浄化に取り組んでおり、日本透析医学会が定める基準を満たした超純粋透析液を使用しています。
超純水透析液とは、厳密な管理と特殊なフィルターを通して作成した生菌やエンドトキシンなどの不純物が混入していない透析液の事です。
透析患者さまがいつまでも元気で長生きするために、水質基準に達している超純水透析液を作成しています。
透析関連装置の保守・管理業務
メーカー研修を終えた臨床工学技士が、透析関連装置・透析監視装置の保守・管理や修理を行い、患者さまが安心して治療していただけるように心がけています。定期的な透析監視装置のオーバーホールは、年間40台以上を臨床工学技士が安全かつ確実に行っています。
臨床工学技士は、医療機器の保守点検を行うことができる専門職であり,医療の安全確保のため医療機器安全管理を任せられています。
バスキュラーアクセス管理
年々、透析患者さまの高齢化・糖尿病性腎症の患者さまが増加しており、バスキュラーアクセスの管理は極めて重要になっています。
臨床工学技士が超音波診断装置を用いて患者さまの血管の状態や血流測定などの管理を行い、長く安全な透析が行えることを目標としています。
また、定期的な検査により早期にバスキュラーアクセスの異常を発見し、医師との計画的な治療によって、シャントの閉塞等のトラブルを防いでいます。
災害対策
近年、度重なる災害を経験して当院では災害時に対するシュミュレーションや訓練を行い、突然襲う災害に備えています。
長時間停電に備えた自家発電システムとその燃料の確保、医材の備蓄、大地震時などの緊急避難対応など、様々な状況における対応を日々検討し、災害にいち早く対応できるよう対策に取り組んでいます。